Rina’s Blooming Story

リナさん

卒業後

精神保健福祉士の資格取得、市の福祉職員として勤務

友人の相談にのったりすることが多く、将来は悩んでいる人の相談にのる仕事ができたら…と漠然と思っていた。「社会福祉」について調べていたら、公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士といろいろな資格があることがわかった。何が自分に向いてるんだろう?神戸女学院大学の心理・行動科学科は入学してから検討できるって知り、興味を持った。

心理・行動科学科に

入学後選んだ科目

1

現代の精神保健の課題と支援

入門的な科目で、精神保健福祉士の資格取得のための指定科目。人生のいろんな局面で誰しもメンタルヘルスの課題を抱える可能性があるとわかった。日々のニュースの中にもメンタルヘルスのニュースが多いことにも気づいた。課題解決のために自分ができることは何だろう?

入門ゼミ

心理学というと対人援助や文系のイメージがあったけど、実際には、人の感情や仕組みを科学的に研究するための幅広い領域にわたる学問だとわかった。心理学って、間口も奥行きも広い学問なんだ。

2

精神保健福祉制度論

私たちの生活を支えるために色々なしくみがあるんだな。精神疾患や障害のある人の人権を守りながら、仕組みを活用し支援に関わるのが精神保健福祉士の役割であると学んだ。「社会復帰調査官」という仕事があることも初めて知った。精神保健福祉士が幅広い領域で活躍していることを知り、この資格を取得したい気持ちが高まった。頑張ろう!

精神障害リハビリテーション論

精神保健福祉士の資格取得のために、2年生で登録可能な科目は積極的に履修することにした。一人の支援のために、いろいろな専門職がチームとなって連携して支援していく大切さを知り、また心理学の理論を応用してそれが支援のためのプログラムに生かされていることも学んだ。

3

ソーシャルワーク実習指導Ⅰ

これまでは、様々な支援機関の機能や役割は漠然とした理解だった。今回、特定の機関やその周辺にある社会資源についてリサーチしてみて、各支援機関の役割を理解できた。病院や障害福祉サービス事業を行う施設へ見学に行ったから、実習のイメージもつかめた。実習計画書を作成する中で自分の学びたいことが明確になった。

ソーシャルワーク演習(基礎)

精神保健福祉士に向いているか、あれこれ悩むぐらいならやってみようと、養成課程に進むことを決心し、本格的に学び始めた。精神保健福祉士の養成課程のメンバーで構成されていて、少人数クラス。先生との距離がとても近くて、すぐに質問や相談ができて安心した。支援に必要な専門的な技術をクラスの友人同士で試しながら、学べて最高に楽しい。

4

ソーシャルワーク演習(専門)

実習の中で気になった事例についてクラスで取り上げて深く考察。色々な事例について支援計画を立てる中、精神保健福祉士の実践が具体的に見えてきた。ソーシャルワークで大切にしている価値を知識や技術を使って実践することがどういうことなのかが次第につかめた。もっと実践を積み重ねてスキルを磨いていこう。

ソーシャルワーク実習・ソーシャルワーク実習指導Ⅱ

地域実習と病院実習をあわせて210時間。最初は最後までやり遂げられるか不安…。でも実習先にも担当の先生が巡回に来てくださって、週に一度の帰校日指導で時間をとって話を聞いてもらえ、課題解決することができた。実習の悩みや進路について相談しあったクラスメイトは、私の一生の宝物。

卒論テーマ

発達障がい学生の支援の現状と課題

心理・行動科学科に

卒業後

After Graduation

精神保健福祉士の資格取得、

市の福祉職員として勤務

市役所の社会福祉職採用で、公務員として勤務。相談者の生活が大きく変わっていくことを実感できる仕事で、やりがいがあります。色々な職種や機関の人とのつながりもできてきて、成長真っ只中です