Chiho’s Blooming Story

チホさん

卒業後

派遣会社に勤務して、求職者と企業をマッチングする仕事を担当

人が好き。気持ちの動きや行動の理由などについて興味がある。人間の心理をもっと知りたい、勉強してみたいと思っている。でも、一口に心理学といっても様々な分野があるみたい。大学によって先生の専門分野もいろいろだし、まだ詳しい知識もなくて方向性も絞り切れない。広く学んだうえで、進路について考えたいな。

心理・行動科学科に

入学後選んだ科目

1

入門ゼミ

4人の先生が交代で、心理学のいろいろな分野を講義してくれた。こんなに幅広い分野があることに驚いた。先生たちも個性豊かで面白かった。2年生の授業で専門分野を教えてもらうのが楽しみ。

クローバーゼミ

コミュニケーションについて心理学・歴史学・生物学の異なる視点から多角的に学んだ。同じテーマでも、注目するポイントや考え方が違って毎回自分なりの発見があった。全学科の受講生がいて、意見交換するのは新鮮な体験だった。一緒に作業をする機会が多かったので、他学科の友だちも増えた。

2

対人関係心理学

気持ちを伝えたり、知る方法には、言葉以外にも、表情や視線、姿勢などいろんな種類があるんだ。気持ちを伝えあう中で、誰かと知り合い、仲良くなり、ケンカすることもあり、そこでの心理は身近でずっと知りたかった内容かもしれない。当たり前に感じていた日常的な経験を心理学から考えるのは面白いな。

心理学実験

これまでは授業の中で心理学の知見を先生から聞いていたけど、人の気持ちや行動を自分自身で調べる方法を実習の中で学んだ。レポート提出は大変だったけど、自分が行った調査や実験の内容をまとめ、他の人に共有する作業は大切だと感じた。実習で学んだことは社会に出ても役立ちそうな気がした。

特色プログラム
ホスピタリティ・マネジメントコース

2年生後期から3年生後期にかけて、講師の先生から、ホテルやブライダル、医療現場のお話を聴いたり、グループワークでホテル業界のサービス企画提案書を制作した。ホテル業界では外国からの観光客が増えているみたい。仕事はもちろん、家庭や地域でも役立つコミュニケーション能力が鍛えられたと思う。オープンキャンパスの学生スタッフとしての活動にも役立った。

3

ジェンダーの心理学

これまでは「女性らしくしないと」って思ってたけど、ジェンダーやセクシャリティを学んで考え方が変わってきた気がする。私の中にも固定観念や偏見があったかもしれないな。LGBTsの知識を学び話し合った。みんなが自分らしく生きられる社会ってどうすれば実現できるのだろう?

産業・組織心理学

キャリア形成や職場でのストレスマネジメントを学んだ。やりがいのある仕事をしたいけど、プライベートも大切にしたいからワークライフバランスを考えないとね。頑張り過ぎてバーンアウトしないよう、しっかり自己管理して、相談窓口も活用できるといいな。就職活動が本格化する前に、この授業を履修できて良かった!

4

卒業研究

自分の知りたいことを研究するから、いつもやる気が湧いてきた。調査のために、たくさんの人に協力してもらったり、データ分析はわからないことが幾つもあって、何度も先生に相談に乗ってもらった。きっと自分1人では完成できなかったと思う。いろいろな人の力を借りて、書き上げた卒業論文は、私の大学生活の集大成。

文化心理学

育った文化によって、ものの見方や考え方が変わることは知っていたつもりだったけど、自分自身の捉え方から自尊心、幸福感や、コミュニケーションの仕方も変わることに驚いた。2年生で行った海外旅行や3年生時の語学研修でのホームステイを思い出し、思い当たることがたくさんあった。今度外国人と接する機会があったら、積極的に関わってみよう。

卒論テーマ

LGBTsにやさしい人はどんな特性
(国、性別、知り合い数、情報接触度、
考え方)を持つ人か?

心理・行動科学科に

卒業後

After Graduation

求職者と企業を

マッチングする仕事を担当

派遣会社に勤務して、求職者と企業をマッチングする仕事を担当しています。誰もが生き生きと暮らせる社会になるよう、少しでもサポートできればと思っています。心理学の学びは、仕事に限らず、いろいろな人とのコミュニケーションで役立っています。