Yuki’s Blooming Story

ユキさん

卒業後

スクールカウンセラーとして、中学校に勤務

友だちから相談をされることが多く、頼られることが嬉しい。一生懸命話を聞いてきたけど、あんな聞き方でよかったのだろうか…私は本当に役に立ったのかな?と疑問が浮かぶ。大学で心理学の専門的な知識や技術を学んで、悩みを抱えている人たちの良い相談相手になれるようにスキルを磨きたいな。精神保健福祉士や公認心理師っていう資格も気になっている。

心理・行動科学科に

入学後選んだ科目

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オープン科目

大学の学びって幅広い!オープン科目で履修した「自然観察入門」では、岡田山の野鳥や植物の観察が興味深い。友だちの勧めで、総合文化学科の授業をとったら、韓国アイドルを学問的な切り口から話している先生がいて、本当に面白くて、勉強のイメージが変わった。次は音楽学部の授業もとってみようかな。

入門ゼミ・臨床心理学と人間

初めて、心理学を学んだ。思っていたのと全然違って、こころって色んな切り口があるんだな。臨床心理学は、比較的新しい学問で実践援助と結びついているということもわかった。わからない言葉が結構出てくるので、図書館に本を借りに行ったら、部活の先輩が卒論に取り組んでいた。3年後の私もこうなっているのかな?

2

臨床心理学概論

臨床心理学の基礎を学んで、心を理解するための理論には、色々な考え方があると知った。「傾聴・共感」「無意識」「認知」などアプローチも色々あるんだなぁ。もっと詳しく実際的なところを学んでみたくなった。授業中の先生のちょっとした話も面白くてのめりこんでしまう。課題頑張ってみよう。もしかしたら将来役に立つかも。

臨床心理学群
科目:イメージの心理臨床・発達臨床心理学・家族臨床心理学・臨床子ども学

「子どもって可愛い」とぼんやり思ってきたけど、「臨床子ども学」の授業では、子どもについて毎週いろんな話題が出てきて、正直驚いている。映画や文学作品の見方が違ってきた自分を感じる。親のかかわりや気持ちについても学んで、家でそんな話題をしてみる。母に「専門的な勉強してるんだね」と驚かれて少し嬉しい。

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精神分析・深層心理学

「無意識」の心を考える精神分析・深層心理学の理論を学びながら、自分の心や今世の中で起こっている現象を理解する授業。日頃見ている「夢」も、無意識を知る手がかり。夢分析に関する理論を知って、そんな見方もあったのか!と目からウロコ。映画作品も、こういった理論に照らすとまた全然違った見方で面白い!

心理的アセスメント・心理学的支援法

いよいよ、本格的な演習が始まった。箱庭療法や投影法など、実際に現場で使われている治療法や心理検査を体験するってドキドキ!ちょっぴり身も引き締まる。私自身の性格や傾向が明らかになるし、それをレポートにすることで改めて考えるのも、本当に面白い。課題に追われるのは大変だけど、友達と協力しあって頑張ろう。

4

心理演習

カウンセリング実技の練習や、様々な現場の事例に触れることで、心理的援助の奥深さを知った。たとえば学校現場では、先生や保護者、子どもを取り巻く色々な人のことも見て援助を行うけど、「共感的に人の話を聴く」って思っていた以上に難しい。専門性を身に着けるのは訓練や学びがもっと必要だと感じてやる気が出てきた。私もこんなところで働きたい!公認心理師・臨床心理士資格取得を目指して、大学院受験を決心した。

心理実習

心理実習の噂は先輩から聞いていた。実際の臨床現場に8か所も見学実習に行けるときいて、楽しみにしていた。5領域(医療、福祉、教育、産業・労働、司法)に実際に行ってみたら、心理職の役割の多彩なこと!どの領域の仕事も魅力的でやりがいがありそうだ。私もこんなところで働きたい!3年次後期の選抜を無事通過し、4年次で公認心理師に必要な実習・演習の履修がかなった。

卒論テーマ

友人・親への自己開示の深さと
共感性との関連

心理・行動科学科にの

卒業後

After Graduation

スクールカウンセラーとして、

中学校に勤務

大学院修士課程を修了後、資格試験に合格し、公認心理師・臨床心理士資格を取得ののち、念願のスクールカウンセラーとして、中学校に勤務しています。不登校や発達障がいの生徒、先生方の相談にものっています。大学や大学院で、場全体をみて関わることや、自分の言葉で伝えることを学んだことが活かされています。忙しくてやりがいのある仕事で課題もたくさんありますが、もっと勉強して成長していきたいです。