人間科学部

授業紹介「心理的アセスメント(3年生対象)」

※写真撮影したのは1月11日

心理査定(心理アセスメント)の実習では、心理的援助を求めてきた方に対する面接・行動の観察・心理検査などを通して、相談者のパーソナリティや心理状態を検討することを学びます。実際に臨床心理士や公認心理師が携わる実践現場である、医療機関や教育センター、民間のカウンセリングルーム、児童相談所等でも心理査定は行われ、その後の支援の方針が検討されます。

 この授業では、実際に自分自身で心理検査を体験したり、ペアになって心理検査を実施したりします。自分の性格や心の状態を知り、同時に他者の性格や心の状態についても考えることは、将来どのような進路に進むことになっても役に立つ、意義ある学びになっているようです。心理職を目指さない場合でも、就職活動の際に行う自己分析の参考にもなっています。

 授業ではたくさんの心理検査を学びますが、ここでは子どもの発達水準や、子どもの得意・不得意領域を調べる目的で実施されることの多い、「K式発達検査」を学んでいる様子を紹介します。毎回、感防止対策を行いながら、実習を行っています。