人間科学部

「地域活性化論」の最終回でまとめのグループディスカッションを行いました

地域創りリーダー養成プログラム「地域活性化論」ではプログラム履修生が地域の課題を知るために、ゲスト講師を招いてリレー形式で西宮市の様々な地域課題を学んできました。ゲスト講師による講話の数は全部で10回にのぼりました。今年度は西宮市の地域の課題を知るだけでなく、「リーダーシップ」ついて学ぶ機会を設けたり、地域活性化の
先進事例として島根県の隠岐島前高校の取り組みについての特別授業を設けたりもしま
した。

 

これらの授業で学んだことを踏まえ、履修生は地域の課題の洗い出しのディスカッションを2022年12月14日と2023年1月18日の2回にわたって行いました。

昨年12月14日には各自が思いつく地域課題を付箋に書き出しました。そのことにより、皆で多岐にわたる課題を持ち寄ることができました。

「地域活性化論」最終回にあたる1月18日には、上記の課題を教員が整理したものを提示し、学生はさらなるディスカッションを行いました。

学生は、来年度の「地域活性化総合実習」ではいくつかの班に分かれて活動を行います。その準備として、この1月18日はディスカッショングループのメンバーを途中で入れ替え、最後は全体発表も行いました。この取り組みを通して、課題意識を全体で共有する
ことができたものと思われます。最初は慎重な様子でディスカッションが始まりましたが、終盤になると笑い声もよく聞こえるようになり、柔らかくのびやかな雰囲気の中で学生達は話し合いを終えることができました。
 

本プログラムの第16期生の「地域活性化総合実習」の班編制は、学生のディスカッションの成果も取り入れながら、今後進めてまいります。来年度に学生達が力を合わせて地域での諸活動に乗り出していけるよう、教職員も引き続き精一杯サポートしてまいります。