人間科学部

地域創りリーダー養成プログラム「地域活性化論」 甲子園浜での学外学習を行いました

地域活性化論学外実習の集合写真  地域創りリーダー養成プログラム「地域活性化論」ではプログラム履修生が地域の
課題を知るために,ゲスト講師を招いてリレー形式でご講義をいただいております。
2022年12月10日は普段と形態を変えて,西宮市立甲子園浜自然環境センター(西宮市
枝川町)にて学習を行いました。講師はNPO法人こども環境活動支援協会(LEAF)
松原暁子先生にお務めいただきました。

 学生はこの日,次のようなことを松原先生のご講義から学びました。
講義を聴いています ・  甲子園浜地域は武庫川の氾濫による枝川や申川の成や,阪神電鉄による開発
       などを経て現在の姿になっていること。
 ・  甲子園浜は大阪湾内における貴重な自然海岸であり,多様な渡り鳥の飛来地に
       なっていること。
 ・  渡り鳥の雛の死骸からゴミが多く見つかることが知られていて,沿岸部の清掃
       は野鳥の生命を守ることにも繋がること。
 ・  視野を広く保って地域の課題を知ろうとすることは重要であること。
       また,知るだけでなく行動に移すことも重要であること。

 講義と体験活動を織り交ぜていただき,また当日が天候に恵まれたこともあり,屋外での活動も行いました。学生は水鳥の観察
に目を輝かせ,微細なゴミの多さに驚きながらゴミ拾いをし,自然海岸ならではの植生の観察もできました。野鳥を観察し種類を調べますたくさんのカモが渡ってきていました小さなものも見落とさずゴミを拾います 短時間でも多くのゴミを見つけられました

 

 

 

 今回で地域の課題を知る一連のリレー講義は終了しました。ここから先は総括を行うと共に,来年度に「地域活性化総合実習」
で地域に出て活動をするための班編制に進みます。