夏休みに、植物生態学研究室と保全生態学研究室に所属する3年生は2泊3日の野外実習(生態学実習Ⅱ)に参加しました。
初日は、まず京都の箱石海岸へ行き、海辺の外来植物や野鳥観察をしました。時には、水を求めてアオスジアゲハもやってきます。
写真のトウテイランは、日本固有の多年草です。
日本海はとても美しいので、ついつい写真をたくさん撮ってしまいます。
移動して、豊岡市のコウノトリの郷公園にて、兵庫県立大学の内藤先生よりコウノトリの保護増殖と野生復帰の調査に関する講義を聞きました。
実際に施設内で飼育されているコウノトリも観察できました。
一度は日本で姿が見れなくなったコウノトリですが、今では人の手によってたくさんの個体が巣立っており、豊岡市ではよく確認されています。
この施設周辺では、イトトンボやシオカラトンボ、バッタ類の昆虫を見つけることも出来ました。
実習期間に宿泊するのは養父市の鉢伏高原です。
夜に、ニホンヒキガエルやライトに集まってくる蛾をスケッチしました。
都会のようにビルがないので、天気が良い日の夜はとても美しい星空を観察することもできます。