人間科学部

ゼミの様子:黄身返しにチャレンジ【食品基礎科学研究室】

江戸時代の幻の料理といわれる「黄身返し」というゆで卵。黄身と白身が反転しているゆで卵のことです。今回、食品基礎科学研究室のゼミの時間にこの黄身返しの授業が行われました。

セロハンテープで固定した生卵をストッキングの中に入れて、ブンブンと振り回します。どんなセロハンテープの貼り方が良いのか、どんな振り回し方が良いのか、思い思いに学生たちがチャレンジしました。

十分に振り回した卵を茹でたところ、12名の学生のうち黄身返しが成功したのはたった一人。黄身と白身がきれいな反転とまではいきませんでしたが、殻をむくと黄身が外側にきているのがよくわかります。

どのように工夫すれば成功するのか、何が原因で黄身と白身が反転しなかったのか、学生たちはディスカッションをしながら考察を深めていました。