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「専門家のための研修会」を開催しました。(心理相談室)
お知らせ
2024.10.04
2024年9月23日(月祝)「2024年度 専門家のための研修会:親子並行治療にメンタライジング・アプローチを取り入れる」(講師:石谷真一教授)を本学にて開催いたしました。本研修会は、心理士の資格を持つ方や教育関連職の方、心理職を目指す大学院生等約30名が参加されました。
メンタライジングとは、誰かの行動の背景を理解するために、自分自身あるいは他者の心の中に生じていることを探ろうとする想像的活動で、メンタライジング・アプローチとは、メンタライジングを指向したセラピー全般を指します。
今回は、本学教員である石谷真一教授が講師を務め、研修会前半は親子並行治療やメンタライジング・アプローチについての講義、後半は参加者の方に臨床現場で直面する課題について、メンタライジング・アプローチを用いるとどのように考えられるかという内容で構成されました。研修会参加者にとって、親子並行治療でのクライエント理解や心理的援助者としての姿勢についてなど、多くの学びを得る有意義な時間となりました。
心理相談室では、次年度以降も地域貢献活動の一環として、本学教員による専門家向けの研修会を継続して行っていく予定です。