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授業紹介:分析化学特論【環境科学研究室】

お知らせ

2024.06.28

博士前期課程で開講されている「分析化学特論」(担当:張野宏也教授)では、分析化学の理論を講義で学び、実験で試すという授業をしています。

今回の授業のテーマは“pHの意味”についてでした。塩酸、酢酸、水酸化ナトリウム、アンモニアを水で希釈し一定の濃度に調整した後、pHの値をpHメーターで測定しました。そして、モル濃度と電離度から計算して導き出されたpHの数値が、実験結果と同じであるかについて確認しました。

様々な研究室に所属する修士課程の学生さんが受講していますが、グループを組み協力し合い、試薬調製とpHの測定を行いました。測定値と計算値間に若干違いが生じることもありましたが、ほとんどにおいてそれらは近い値となりました。