本学大学院人間科学研究科では、毎年、公認心理師・臨床心理士資格に関連する外部実習（臨床心理地域実践実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ）の実習報告会を行っています。

今年度は、2023年3月3日10時～13時、博士前期課程２年の実習生と、次年度に実習を行う博士前期課程１年生、そして来年度大学院進学予定者、臨床心理学分野の教員が参加しました。

5名の大学院生が、5領域（医療、教育、福祉、産業・労働、司法）、11施設における、前期135時間以上、後期135時間以上、集中45時間以上のインテンシブな実習体験を報告しました。

各分野における心理師/士の仕事や社会的役割、多職種連携について、また心理師/士としての姿勢や技術について、臨床現場での新しい気づきや手応えだけでなく、葛藤や今後の課題なども含め、1年間の成果をまとめ、言葉にすることができました。フロアの参加者も多くの学びを共有することができました。

この報告会をふまえ、同日、来年度の実習オリエンテーションも行われました。

実習施設における実習指導者の先生やスタッフの皆様のご指導のおかげで、たいへん充実した実習を行うことができ、実習生一人ひとりが大きく成長したように思います。
関係者の皆様、ありがとうございました。