人間科学部

消費者被害を防止するための教育講座開催

2022年10月6日(木)、全国消費生活相談員協会から雪(すずき)美保子先生を講師にお招きして、「契約社会に生きる-消費者の行動が社会を変える-」と題して、教育講座をオンラインで開催いただきました。
本講座は、成年年齢の引き下げを背景に、低年齢化する若年者の消費者被害を未然に防止すること、悪徳商法に対峙する知識と行動力を養い、大学生の自立を支援することを目的にしています。

木村ゼミ3年生を対象に、大学生の消費者被害の実態をお話しいただき、その際の若年者の消費行動の心理を解説いただきながら、具体的な対処方法を教えていただき、相談窓口である消費者ホットライン「188」をご紹介いただきました。
何より自分自身が消費者被害に遭わず、万一被害に遭った際にどうすればいいかを知る点、次に、自分だけでなく家族や友人、社会的に弱い立場にいる方が被害に遭わないために知っておくべき点、そして、社会心理学の応用的側面として消費者心理、だまされる心理、悪徳商法の心理を知る点などで非常に大切なお話を聞くことができました。