
本研究室は、血液内科医である佐藤友亮教授のもと、医学、血液学を中心に生命科学の研究を行います。「生命科学(ライフサイエンス)」とは、生命現象について生物学を中心として総合的に研究する学問です。
3年生は、慢性骨髄性白血病に関する既存の研究について学んだり、卒業研究に向けて取り組みたいテーマに関する文献調査などに取り組みます(演習Ⅰ)。4年生は、それぞれのテーマ別に卒業研究に取り組みます(演習Ⅱ)。細胞の実験をする班だけでなく、生命科学研究に性差(ジェンダー)の視点を取り入れたテーマを研究する学生もいます。
今年の細胞実験をする学生は、慢性骨髄性白血病細胞株K562、ヒト肝癌細胞株HepG2、胎児ラット表皮由来の細胞株FRSKについて、研究を進めています。
細胞株を使った研究では、細胞培養の基礎からRT-PCR等のさまざまな実験を行います。現在は、クリーンベンチ での細胞培養のトレーニングに始まり、細胞の継代(培養〜凍結〜解凍)、それぞれの細胞株を使った増殖能検討の実験に取り組んでいます。


