人間科学部

授業紹介:夏の岡田山 [自然観察入門]

4月からノンストップで岡田山の自然を追いかけてきた「自然観察入門」の授業も今回が最後になりました。

最終回は、梅雨の終わりに発生するキノコを求めて外へ繰り出しました。大音量のアブラゼミやニイニイゼミの鳴き声に夏を感じながら、まずコンビニ前の木陰へ。キノコとは思えないシロソウメンタケ(写真上)がニョキニョキ生えていました。名前通りまさに素麺のようです。

色々な場所で様々な種類のキノコを観察する事ができました。手で割いたら一瞬で黄色から青色に変化するイロガワリ(写真下)や、毒キノコであるテングタケなどには、皆さんとても興味深い様子でした。

植物と共生し、分解者として森を守っているキノコですが、まだまだ謎に包まれているそうです。

「自然観察入門」の授業では、木や花だけでなく空を飛ぶ鳥から地下にすむミミズの生態まで学びました。キャンパス内でこんな豊かな自然に触れ合える大学はとても貴重です。神戸女学院ならではの授業を是非受講していただきたいです。