前期に開講される「食品機能解析実習」は三年生から履修可能です。食品加工などでは酵素が重要な役割を果たしますが、実習を行うことで、酵素について理解を深めるとともに酵素反応に関わる実験方法や実験データの処理方法を習得していきます。

実習は二人一組で協力して行います。実験方法は毎回同じですが、条件を変えて繰り返し実験します。得られたデータを解析しグラフを作成することで、条件の違いによって酵素反応速度が変化している様子がわかります。
実習も回を重ねるごとに、学生の実験の手際が良くなっていますが、実験データの解析とグラフの作成には、苦戦しているようでした。

実習も終盤に差し掛かり、無事に全ての実験データを得ることができました。残るはレポート提出のみ…。担当職員は全員が提出できることを期待しています！