マルチメディア研究室
出口 弘教授

スマホやパソコンの普及で私たちの暮らしは大きく変化しました。ここでは人間がコンピュータに合わせるのではなく、コンピュータを人間に歩み寄らせることで、より円滑なコミュニケーションをとるマルチメディアを研究します。Webサイトを構築するスキルも学べ、将来的にはコンピュータを駆使した学習支援システムなども構想中です。


IT基礎演習等の授業においては、コンピュータを道具として使いこなせるように、使う側の人間をコンピュータに歩み寄らせることを行っていますが、研究では、コンピュータをより使い易くするためにはどうすればよいか?コンピュータを人間に歩み寄らせることを行っています。
特に、人間とコンピュータとの円滑なコミュニケーションのためのグラフィックスやビジュアリゼーションに関する研究を行っています。
そもそもコンピュータがどういう仕組みなのか、初心者からでも理解できるレベルから研究はスタートします。

- 専門分野 計算機工学
- 学位 工学博士
- 研究室 JD館 313号室
- オフィスアワー 月曜日13:20~14:50(前期)、金曜日11:30~13:00(後期)
【受験生の方へ】
講義では、数学入門や情報科学入門を担当しています。高等学校までの数学とは一味違った離散数学やコンピュータがどのようにして動いているのか等を一緒に勉強しましょう!
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研究主題・研究業績を見る
<研究主題>
(1)学習支援システム
(2)マルチメディア教材開発<研究業績>
■著書
[共著] 島井哲志・池見陽 編, 心理学・臨床心理学入門ゼミナール, 北大路書房, 107-112, 06.4[共著] 山祐嗣・山口素子・小林知博 編, 基礎から学ぶ心理学・臨床心理学, 北大路書房, 110-117, 09.4
■学術論文
[単著] 出席や質問の携帯メールに対応するシステムの試み ~携帯メールはシャトルカードの代わりになるのか~, 神戸女学院大学論集 第53巻第1号, 108-114, 06.7[共著] 同時通訳学習システム(KC-ES)の構築 : Kobe College Educational Software, 神戸女学院大学論集 第54巻第1号, 51-58, 07.6
[共著] 高英語力大学生群における逐次通訳時の脳活性-fMRI実験の結果から, 神戸女学院大学論集 第55巻第1号, 89-104, 08.6
■学会発表
Differential activation patterns between word and sentence translation tasks between Japanese and English: an functional MRI study, 12th Annual Meeting Human Brain Mapping, Florence Italy, 06.7.14An fMRI study of oral translation between Japanese and English, 12th Annual Meeting Human Brain Mapping, Florence Italy, 06.7.14
Ellsberg (1961)の「2 色問題」における確率判断は,比較する不確実性の程度の影響をどのように受けるのか?, 日本基礎心理学会第31 回大会, 12.11
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卒業論文題目
<卒業論文項目>
2007年度
1. Web上での一体感~ニコニコ動画に見る“盛り上がり”~2008年度
1.数列が苦手な人のための教材開発~数列の苦手意識を克服するには?~2009年度
1. Webアンケートシステム~携帯電話を利用した授業支援~2011年度
1. Webを利用した学内連絡用掲示版システム2015年度
1. 表示媒体とフォントの違いが記憶に及ぼす影響2017年度
1. ブラウザ上で行われるディープラーニングの実用性~畳み込みニューラルネットワークによる画像分類~2022年度
3DCGアプリを用いた新規衣類作成方法の確立